PRESSOL - プレッソル

ドイツで100年以上の歴史と伝統を築いた
潤滑用器具のリーディングカンパニー

「PRESSOL(プレッソル)」社は1910年にドイツで創業した潤滑用器具・部品の大手メーカーです。オイラーやグリースガンなど、機械設備の可動部のメンテナンスや、機械設備の安全性や操作性を保つための製品約2500種類を世界100か国以上に提供しています。
その9割以上が自社の工場で製造しています。PRESSOLの製品はドイツ工業規格(DIN規格)やヨーロッパの安全基準に準拠しており、安全面においても折り紙付きでユーザーから厚い信頼を得ています。
社名は、創業者のJakob Pressl(ヤコブ・プレスル)氏の名前に「O」を付け足したもので、「PRESS(押したり絞ったりする)」というプロセスと、それによってもたらされる「OIL(オイル)」という彼の製品の2つの重要な特徴を表しています。

pressol
主な商品構成
オイラー、グリースガン、オイルサクションガン、ハンドスプレー、じょうご、オイル携行缶など
メーカーロゴ
メーカーサイト
公式サイト

PRESSOLの原点『オイラー』

PRESSOLの『オイラー』

「オイラー」とは、オイルをロスなく必要な場所に必要な分だけ差すことができる注油器で、
機械メンテナンスの必需品です。容器の材質・吐出タイプ別で様々なバリエーションがあり、使用する液体や用途に合わせてお選びいただけます。

『オイラー』の始まり

第一次世界大戦前のアドリア海周辺、ディーゼル機関船の機械工たちは船の注油メンテナンスにオイル缶を使用していました。しかし、オイル缶では適切な場所に適切な量を注油できなかったり、大海原ではすぐに大量のオイルがこぼれ落ちてしまい、機械工たちは頭を悩ませていました。

当時、船員だったヤコブ・プレスル氏は、この問題を解決すべく考えた末、力を加えるとオイルが「噴射」する原理を開発しました。その後「ポンプオイラー」を生み出し、1913年9月にオーストリア・ハンガリー帝国の特許として登録されました。これが「オイラー」と「PRESSOL」の始まりだと言われています。

グリスアップの必需品!『グリースガン』

グリースポンプ(品番:EA991CC-2)の説明
※実際の色とは異なります

「グリースガン(グリースポンプ)」とは、機械や設備にグリースを補給(グリスアップ)するための工具です。
機械の可動部分にある給脂箇所(グリースニップル)にグリースガンの先端を差し込み、ハンドルを操作することで高圧のグリースを供給します。機械設備の可動部のメンテナンスにおいて欠かせない作業の一つです。

PRESSOLのグリースガンは加圧能力が高く、短いストロークでグリースを吐出することができます。またエアー抜きができるモデルもあるので、効率よくグリスアップを行えます。

グリスアップ

グリスアップはなぜ重要か

産業機械や工作機械、建設機械などのあらゆる機械設備は、オイルやグリースで適切に潤滑した状態で使用されることを想定し、性能や耐久性が設計されています。
グリスアップは、潤滑状態を適切に維持するために必要なメンテナンスのひとつで、摩擦を抑えて摩耗や焼き付きを防ぐ効果があります。
摩擦が大きくなると部位の滑りが悪くなり負荷が増えて、機械の寿命を縮めたり部品が破損してしまう可能性があります。その結果、重大な事故につながる恐れがあるため、これらのトラブルを防ぐためにグリスアップを定期的に行うことが重要です。

グリスアップ作業をさらに効率的に!
『グリースチャージャー・
グリースチャージガン』

グリース缶にセットして、グリースガンにグリースを簡単に充填できる「グリースチャージャー(グリース充填ポンプ)」や、グリースガンを介さずそのままグリース缶から直接汲み上げて注入作業が行える「グリースチャージガン」など、ユーザビリティを追求した商品もございます。
缶内のグリースを余すことなく使用できる工夫が施されており、無駄なく効率よく作業を行うことができます。